研究課題
基盤研究(C)
捩れを伴う曲った円管内を軸方向の圧力差によって流れる流体の混合問題をカオスや力学系の理論を用いて調べ、どのような円管の曲がり方や捩れ方、軸方向平均速度に対して混合効率が良いかを調べた.その結果、円管の各点での曲がり方と捩れ方を表す量と軸方向平均速度に基づくレイノルズ数から作られるあるパラメータが適当な範囲で変動する場合に混合効率が高いことがわかった.また、カオスを用いた流体混合の意義とメカニズムに関して包括的な検討を行った.
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日本機械学会誌 112
ページ: 137-140
日本流体力学会誌 第27巻別冊
ページ: 204-204
京都大学数理解析研究所講究録「乱流研究の展望 : ブレークスルーを求めて」 No.1601
ページ: 28-29