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2008 年度 実績報告書

自己センシングCFRP構造システムの耐久性評価

研究課題

研究課題/領域番号 19560074
研究機関東京工業大学

研究代表者

轟 章  東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50211397)

キーワードCFRP / 電気抵抗 / めっき / 複合材料 / 損傷
研究概要

昨年度は長期信頼性のある電極の作成として銅メッキの条件として2段めっき手法を考案し,これが最も優れていることがあきらかにし,さらに0°の積層CFRP試験片を作成して上記の方法にて4電極を設置し,4電極法で電気抵抗変化を測定しながら繰り返し荷重負荷試験を実施した.平成20年度はに同様の引張試験片を用いて,CFHP一方向材と直交積層材の2種類で繰り返し負荷試験(油圧試験機:既存備品)で,繰り返し荷重を負荷し,繰り返し負荷時の電極の信頼性を調査し,繰り返し負荷に対する電極作成手法の最適化を行うことを目的とし,実験には油圧サーボ試験機を用い,10Hzで繰り返し荷重振幅一定の疲労試験を実施した.疲労試験の途中で試験を中断し,損傷観察した。また,繰り返し試験においては,試験機の変位を測定し,さらに試験片に電気抵抗を4電極法を用いて測定した.その結果,10^6回繰り返し試験までは高い信頼性の電極が得られていることが実験的に検証できた.ただし,はんだ付け時にはんだの熱で銅めっきがはく離し,10^7回以降の繰り返し負荷ではこの影響が無視できないことが明らかになった.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Self-Sensing of Strain/Damage of CFRP using Electrical Resistance Changes2008

    • 著者名/発表者名
      Akira Todoroki
    • 学会等名
      Proceedings of the 2008 SEM XI
    • 発表場所
      Orlando, Florida, USA
    • 年月日
      2008-06-05

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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