クエット乱流の特異な性質(流路中央部に存在する大規模な縦渦とストリーク)を調査した. 高速・低速ストリークは流れ方向に長く繋がり, 流れ方向波長(40-65)h横方向の間隔(4-5)hの空間構造をもっていることを明らかにした. 縦渦構造を解明するため渦度を測定できる渦度熱線プローブを開発した. 渦度プローブの測定精度を確認したあとこれを用いて実験によりクエット乱流中では変動渦度と変動速度の特別な影響の仕方により大規模な縦渦が長く維持されることを示した. 乱流制御の検討については現在研究中である.
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