• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

アクティブ音響シールディングに関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 19560232
研究機関鳥取大学

研究代表者

西村 正治  鳥取大学, 工学研究科, 教授 (60346369)

研究分担者 金森 直希  鳥取大学, 工学研究科, 助教 (90362897)
キーワード騒音 / 音響 / アクティブイズコントロール / アクティブ遮音
研究概要

アクティブ音響シールディング(Active Acoustic Shielding:AAS)とは,マイクロホンとスピーカが一体化したユニットを境界面に沿って格子状に並べ,入射してくる音波の波面に対して同振幅・逆位相の波面を生成し,入射音を消音する技術であり,風は通すが音は遮断する「アクティブ遮音通風窓」や,遮音性能を高めた「アクティブ遮音シート」などの開発に供せられる.
本研究では,対象周波数とユニット間隔,対応可能な音波面の入射角,透過側からの反射の影響などの原理的課題及び,コントローラやハウリングキャンセラーなどのシステム上の課題を,シミュレーションと実験により検討し,AASの成立性とその基本的な手法を明確にすることを目的とする.
初年度での研究が予想以上に進み,シミュレーションとモデル試験によって,AASの基本コンセプトの成立性が明らかになった.そこで本年度は,参照マイクロホンと2次音源のコロケーション条件をより成立しやすくするため,信号処理速度の高速化を狙った.具体的にはFPGAを搭載した独自のANCコントローラを開発しに着手し,ハードウエアを完成した.アクティブ遮音窓の試作試験は次年度に実施予定である.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Basic Study on Active Acoustic Shielding2008

    • 著者名/発表者名
      Masaharu Nishimura
    • 学会等名
      Internoise2008
    • 発表場所
      Shanghai-China
    • 年月日
      2008-10-27
  • [備考]

    • URL

      http://www.mech.tottori-u.ac.jp/mcs/

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi