研究概要 |
本研究では高齢者の運転感覚を統合的に分析し,社会参加支援を目的とした研究を行った.特に乗り心地に影響する心理学的情報として気分に着目し,屋内実験において運転時の個人の気分を抽出し,乗り心地との関係性について多変量解析を用いて検討した.次に生理学的情報に着目し,心理学的情報と併用して生体反応を用いて検討した.屋外実験において生体反応には心拍変動を用いて,自律神経活動を測定した.また,走行時における心理学的情報も質問紙で測定し,乗り心地と走行時の心理,生理学的影響の関係性について検討した.
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