研究概要 |
[具体的内容] ・電気化学反応によって表される電池のIV特性の数式表現とMATLAB等の数学的シミュレーションモデルの確立を行う.複数種類の実電池を用いて、様々な環境の下での計測実験を行い、数学的モデルとの誤差を観測し、その理論的説明を実施.国際学会および論文誌に投稿・採択. ・複数の実電池を様々な回路接続条件(直列、並列、高負荷、低負荷、など)において実験を行うことにより特性抽出手法を明らかにした.内部資料化完了.20年度に学会発表予定. ・コンバータの高精度モデル化手法の確立. ・高精度電池モデル+FPGAボードを用いて、電池駆動超小型システムを試作、評価のための準備完了. [意義・重要性] 電池のIV、温度および製造ばらつき特性の定式化、特性抽出技術の確立することにより、電池の有効利用が可能となった.当該システムの低消費電力,高効率化に貢献.
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