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2007 年度 実績報告書

ピア行動特性の類似度を考慮したオーバレイネットワークトポロジー構成法

研究課題

研究課題/領域番号 19560379
研究機関京都大学

研究代表者

朝香 卓也  京都大学, 情報学研究科, 准教授 (30346043)

研究分担者 高橋 達郎  京都大学, 情報学研究科, 教授 (30324677)
キーワードオーバレイネットワーク / P2P / べき乗則 / クラスター / 行動特性
研究概要

これまで,オーバレイネットワーク技術に関するさまざまな研究開発が行われてきた.例えばコンテンツ配信におけるホスト間の負荷分散の検討,あるいはホストやネットワークの故障に対応するための高い耐障害性の確保の検討等が行われてきた.しかしながら,これら従来の研究では各ピアは独立にコンテンツ(情報)要求をし,独立にデータ転送が行われることを想定しており,各ピアの行動特性の類似度を考慮したものとはなっていなかった.特にオーバレイネットワークトポロジー構成法の研究開発は充分ではなく,オーバレイネットワークの規模が大きくなるに従い特定ピアへの負荷の集中や実ネットワークにおけるトラヒック負荷の偏りの発生等の問題があった.
上記の問題に対して,本研究ではネットワークの各ピアの行動特性の類似度を陽に考慮したオーバレイネットワークトポロジー構成法の提案を行う.各ピアの行動特性の類似度を考慮してトポロジーを構成することにより,前述のさまざまな偏りを是正し既存技術での問題の解決を目指す.特に,行動特性の類似度の高いピア群をクラスター化することが有効な手段と考えられることから,様々なクラスター化アルゴリズムをトポロジー構成法へ適用し,その有効性を検討する.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] ピア-ピア間スループットを考慮したセマンティックP2Pネットワークのトポロジー構築法2008

    • 著者名/発表者名
      大林功実, 朝香卓也, 高橋達郎, 佐々木純, 品川準輝
    • 雑誌名

      電子情報通信学会和文論文誌 J91-B-NO1

      ページ: 35-46

    • 査読あり
  • [学会発表] P2Pネットワークにおける人気度を考慮したレプリケーション法の提案2007

    • 著者名/発表者名
      森 友則, 朝香卓也, 高橋達郎
    • 学会等名
      電子情報通信学会ネットワークシステム研究会
    • 発表場所
      仙台
    • 年月日
      2007-09-20
  • [備考]

    • URL

      http://cube.kuee.kyoto-u.ac.jp/index.html

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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