2008 年度研究成果報告書

電子透かしの信頼性向上への応用を考慮した誤り訂正符号の復号法・性能評価

研究課題

研究課題/領域番号	19560382
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	補助金
応募区分	一般
研究分野	通信・ネットワーク工学
研究機関	大阪大学
研究代表者	藤原融大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (70190098)
研究期間 (年度)	2007 – 2008
キーワード	コンテンツ保護 / 電子透かし / 誤り訂正符号 / 誤り検出 / OSD復号法
研究概要	電子透かしの信頼性向上を目指した符号化・復号法として, 誤り訂正限界を超えた誤り訂正が行え, かつ復号誤りが少なくなるようにするため, 2重符号化を用い, OSD復号法をベースにした復号法を用いるのがよいとの見通しを得た. 電子透かし法は, パッチワーク法とし, 輝度値に埋め込む場合と周波数成分に埋め込む場合について性能評価し, よい復号特性を得られることを確認した. 特に, 周波数成分の場合は信頼度の高いビットに誤りが発生しにくいため, OSD復号法の特性がより生かされている