研究課題
オンチップのソフトスイッチング型DC-DCコンバータの試作を目指して、DE級増幅器を用いた同期整流型DC-DCコンバータをスイッチング周波数500MHzで設計し、1.2umCMOSルール上で、共振インダクタ、共振キャパシタを含むDC-DCコンバータ全体をレイアウト設計した。更にオンチップインダクタの損失削減を目的としてMEMSによる20nHのインダクタレイアウトを作成し、MEMSインダクタを試作した。E級増幅器の動作について解析を進めより高周波動作に向けた設計式の導出を進めた。E級増幅器が動作する周波数をデューティ比を変えることによって大きく変更できることをIEEE Transactions on Circuits and Systemsに発表した。トランジスタ個々の規格値(最大電流や最大電圧)を制約条件として最大出力電力を求める方法を示し、いくつかのトランジスタについてそのトランジスタを使って作ったE級増幅器において出力することができる最大の電力を求めた結果を国際会議で発表し、E級増幅器の動作周波数のデューティ比による変化について、E旧像茎のシャントキャパシタが非線形であるばあいについてどのような変化の仕方をするかを解析した結果を国際会議で発表した。これらの解析により、よりE級増幅器の特性を向上させる設計が可能となりより高周波での回路構成に向けての研究が進んだ。
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