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2007 年度 実績報告書

情報ネゴシエーションとそこからの高度知織の発見による柔軟物微細加工システム

研究課題

研究課題/領域番号 19560412
研究機関岩手大学

研究代表者

萩原 義裕  岩手大学, 工学部, 准教授 (80293009)

研究分担者 島地 重幸  岩手大学, 工学部, 教授 (90005356)
橋元 晧  岩手大学, 工学部, 助教 (90003871)
キーワードネゴシエーション / 高度知識の発見 / 柔軟物微細加工 / 加工システム / 画像処理
研究概要

現有設備をもとにソフトウェア開発とハードウェアの改良を行った.
(1)ソフトウェア開発
平成19年度は,本研究の中核となる部分に重点を置いて開発を行った.現有設備に加え,価値・精度を判定するブロックと技術者が手作業で作成したときの加工機の操作情報を記録する操作情報測定ブロックを閥発した.
(1-1)価値・精度判定ブロック
複数の情報から価値のあるものを取り出すブロックである.他の情報を補完し得る情報・他の情報とは異なるまったく新しいキー情報を取り出す.前者は統計的に他の情報と矛盾しないこと,後者は矛盾するが実際の加工に有益であること,を基準にする.無益または有害な情報はノイズである.統計的な矛盾の有無の判定には,一般的な尤度に加え,得られた情報の自由度とサンプル数に基づいて決定する.他の情報を補完し得る情報は情報ネゴシエーションブロックにフィードバックし,新しいキー情報はデータベースに登録した上で情報ネゴシエーションブロックに戻す.
(1-2)操作情報測定ブロック(担当:萩原)
技術者が手作業で作成したときの加工機の操作情報を記録する.機器のコントロールパネルの操作情報や位置センサーから得られる技術者の立ち位置など,加工精度に影響するスキルベースの情報を取得する.
(2)ハードウェアの改良
ハードウェアはカメラと画像処理回路・認識用パーソナルコンピュータ・制御サーバ・モーターコントローラ・加工機・HDD・ディスプレイにより構成されている既存設備を改良した.機器のコントロールパネルの操作情報や,位置センサーから得られる技術者の立ち位置など,加工精度に影響するスキルベースの情報を取得する簡単なセンサー周辺を開発した.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 手術ロボットにおける力覚帰還システムに関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      ○篠原慎平, 島地重幸, 橋元晧, 萩原義裕, 箱崎義英
    • 学会等名
      日本機械学会東北支部 第43期総会・講演会
    • 発表場所
      東北大学工学部 青葉記念会館
    • 年月日
      2008-03-15
  • [学会発表] マスタ・スレーブー体型マイクロサージェリー用機器に関する研究2007

    • 著者名/発表者名
      齋藤恵一, ○島地重幸, 橋元晧, 萩原美裕, 箱崎義英
    • 学会等名
      ROBOMEC'07
    • 発表場所
      秋田拠点センターALVE
    • 年月日
      2007-05-11

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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