研究概要 |
申請者は,長間隔微小測定電極とそれらを覆い測定電極と同電位になる補助電極を用いた分布誘電率推定手法について研究を行ってきた。被測定物と電極位置を相対的に回転させ回転角度に対する静電容量の変化を実験により確認し,有限要素法(FEM : Finite Element Method)を用いた数値電界解析によって理論的にも検証した。その後,計測された静電容量を基に,数値電界解析と遺伝的アルゴリズム(GA : Genetic Algorithm)を援用して非破壊分布誘電率特定を行い,その可能性を示した。
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