研究課題
基盤研究(C)
適応信号処理の生体工学への応用のひとつとして、胎児ECG(fetal ECG(FECG))の抽出があり、80年代から今日まで継続的に研究されてきた。しかし、抽出精度が十分とは言えず、まだ実用化されていない。実用されれば、安全・安心が強く求められている今、少子化問題に大きく貢献できるハイテク技術のひとつとなる。本研究では、複数のプライマリー信号と複数の参照信号による、多チャンネルを有する線形または非線形型適応ノイズキャンセラーを提案し、胎児ECGの抽出に適用した。その結果、従来システムに比べてかなり抽出精度が向上し、実用化へ大きく前進した。
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