MEMSセンサを利用した構造物の損傷位置同定システムの開発

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19560479
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 構造工学・地震工学・維持管理工学
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 大賀 水田生 愛媛大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80116912)
• 研究分担者: 中畑 和之 愛媛大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (20380256) ; 谷脇 一弘 福井工業大学, 工学部, 准教授 (60207199) ; 海田 辰将 愛媛大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (10390519)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: MESA センサ / 損傷同定 / 振動計測

研究概要

本研究の目的は, 無線機能付きMEMS加速度センサを橋梁等の構造物の構成要素に添付し, そこから得られる振動波形のモニタリング情報から部材の大まかな損傷位置・程度を推定する技術を開発することである。本研究は, 振動時刻歴応答解析シミュレーション技術の構築, 無線機能付きMEMS加速度センサの製作, 及び本システムの検証から成っている。

研究成果

• [雑誌論文] Ranjith Dissanayake, Grain-scale plasticity based fatigue model to estimate fatigue life of bridge connections (2009)
  • 著者名/発表者名: Sudath Siriwardane, Mitao Ohga, Tatsumasa Kaita
  • 雑誌名: Journal of Constructional Steel Research, on Printing
  • 査読あり
• [雑誌論文] 動弾性有限積分法を用いた波動伝搬解析のためのイメージベースモデリング (2008)
  • 著者名/発表者名: 中畑和之, 木本和志, 廣瀬壮一
  • 雑誌名: 計算数理工学論文集 7巻2号 ページ: 267-272
  • 査読あり
• [雑誌論文] Application of new damage indicator-based sequential law for remaining fatigue life estimation of railway bridge (2008)
  • 著者名/発表者名: Sudath Siriwardane, Mitao Ohga, Ranjith Dissanayake, Kazuhiro Taniwaki
  • 雑誌名: Journal of Constructional Steel Research Vol.64 ページ: 228-237
  • 査読あり
• [学会発表] 動弾性有限積分法(EFIT)によるイメージベース弾性波動伝搬解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高田恭平, 徳永淳一, 中畑和之
  • 学会等名: 土木学会四国支部技術研究発表会
  • 発表場所: 松山市
  • 年月日: 2009-05-06
• [学会発表] Sudath Chaminda Siriwardane, Ranjith Dissanayake, Tatsumasa Kaita, Remaining Service Life based Maintenance Strategy for Railway Bridges (2009)
  • 著者名/発表者名: Mitao Ohga
  • 学会等名: Society for Social Management Systens 2009 (SSMX2009)
  • 発表場所: Kochi, Japan
  • 年月日: 2009-03-05
• [学会発表] 橋梁振動計測を意図した無線機能付き加速度センサの基本性能の検証 (2008)
  • 著者名/発表者名: 山口正義, 中畑和之, 大賀水田生
  • 学会等名: 土木学会全国大会
  • 発表場所: 仙台市
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] MEMS 加速度センサの土木構造物への適用に関する基礎的研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 山口正義, 藤原正, 中畑和之, 大賀水田生
  • 学会等名: 土木学会四国支部技術研究発表会
  • 発表場所: 土佐山田町
  • 年月日: 2008-05-17
• [学会発表] A large scale simulation of ultrasonic wave propagation in concrete using parallelized EFIT (2008)
  • 著者名/発表者名: K. Nakahata, J.Tokunaga, K.Kimoto
  • 学会等名: Proceedings of 2008 JSME M&M international symposium for young researchers
  • 発表場所: Shirahama, Japan
  • 年月日: 2008-03-09