研究課題
基盤研究(C)
本研究は,京都市内を流れる自然河川である賀茂川・鴨川とその水を分流する水路網などの「水みち」の総体を鴨川水系として定義づけた上で,その鴨川水系を基軸として明治以前に形成された水辺景域の構成と,その明治以降の変容を明らかにした.明神川系流域の上賀茂地区と禁裏御用水の水系と園池群を対象とし,池群の存在を支える面的な水系を把握し,水系を構成する水路が水辺景域内の住まいの敷地配置等を含む景域形成に与えた影響を明らかにした.
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土木学会論文集D Vol.65,No.2
ページ: 187-197
土木史研究論文集 Vol.28
ページ: 59-65