研究概要 |
平成19度はスイスの事例やEUのおよび国内事例を検討し,持続可能な地域マネジメント型市街地整備の指標として下記の点を明らかにした。 (1)責任あるマネジャー&マネジメントティーム,(2)ダイナミックで柔軟なマスタープラン,(3)計画、デザインのコンペによる創造性,(4)参加プロセス,(5)デザンガイド,(6)環境への配慮,(7)オープンスペースネットワーク,(8)地域のアイデンティティと文脈,(9)アート,(10)官民協働パートナーシップである。 この中で,持続可能性の観点から日本とスイスはじあヨーロッパの事例を比較検討した結果,アイデンティティが課題として浮かび上がった。アイデンティティと持続可能性との関連性などをさらに追及し,一般の環境への配慮の項目とあわせて検討していくことが,これからの方向として示された。
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