研究課題
持続可能な地域マネジメント型市街地整備の指標を経済、社会・文化、空間・生態学の各側面において、より具体的に明らかにし、その指標をもってスイス、EU(スペイン)、および国内事例を分析した。その指標をもとに持続可能な地域マネジメント型市街地整備の具体的なマネジメントシステムモデルを提示しようとした。その結果、スイスチューリヒの事例が注目され、都市計画副局長等を招聘してワークショップを開催し、都市の自然へのアクセスとアイデンティティ、そして参加・協働が特に重要な指標としてうかびあがった。以上の経過、分析、考察をとりまとめ、持続可能な地域マネジメント型市街地整備のモデルを以下のように提示した。1)背景:今日の都市、地域再生の課題(低成長時代、持続可能性、ガバナンス、オープンスペース等;2)持続可能な地域マネジメント型市街地整備とは(理念、考え方);3)持続可能な地域マネジメント型市街地整備の指標;4)地域マネジメント型市街地整備へ環境マネジメントシステム(PDCAサイクル)応用の可能性;5)国内の事例にみる持続可能な地域マネジメント型市街地整備;6)スイスの事例にみる持続可能な地域マネジメント型市街地整備;7)EU(スペイン)の事例にみる持続可能な地域マネジメント型市街地整備;8)スイス・EU(スペイン)との比較対照からみる国内の地域マネジメント型市街地整備の課題;9)これからの地域マネジメント型市街地整備のモデル
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区画整理 2月号
ページ: 301-314
Proceedings of International Symposium on City Planning 2008, 21-23 Aug. Korea Planners Association, Chonbuk National University, Korea
ページ: 408-417
都市計画 Vol. 57/No. 5
ページ: 136-137
http://web.mac.com/kinoshita_apple/KinoshitaSite/SustainableCity.html