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2008 年度 実績報告書

中高生の地域への参画促進方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19560612
研究機関横浜国立大学

研究代表者

大原 一興  国立大学法人横浜国立大学, 大学院・工学(系)研究科(研究院), 教授 (10194268)

研究分担者 三輪 律江  国立大学法人横浜国立大学, 地域実践教育研究センター, 准教授 (00397085)
妹尾 理子  香川大学, 教育学部, 准教授 (20405096)
藤岡 泰寛  国立大学法人横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 講師 (80322098)
キーワード中高生 / 子ども / 参画 / 地域 / まちづくり / 居場所 / ワークショップ
研究概要

本研究では、中高生が地域に参画するための様々な条件等について考察し、その支援のための方法を探っている。平成20年度には、以下のような研究を行った。
(1) 毎年継続して行っているまち学習ワークショップを実施し、現在中学生に成長したこどもの参加状況の経年変化を捉え次年度の総合的考察に向けてデータを蓄積した。
(2) 中高生向けの教科書における地域参画のための内容を抽出し分析を行い、その分類による構造的把握を試みた。
(3) 実験的に中高生の居場所拠点を設けているが、その拠点における参加型の家具づくりワークショップを行い、その過程と評価等について考察を加えた。
(4) 子ども参画の先進事例として、ミニミュンヘンの開催時に現地にて視察調査を行い、参加の実際の状況、参画を支援する条件などについて知見を得た。
(5) 先進事例調査として、ウィーンの建築博物館における子ども向けプログラムの調査、チェコのエコミュージアムワークショップに参加し、現地のプログラムを調査し、専門的なスタッフのあり方について考察した。
(6) 国内先進事例として、熊本県水俣市の環境学習の取り組みについて調査をおこない、その教材や拠点となる施設、インタープリターの存在などが地域学習には有効であるなどの知見を得た。また、地域資源の展示にむけたエコミュージアム的活動についても調査を行った。
(7) 地域差分析のために、比較的最近に開発された住宅地域における子ども若者のまちづくりワークショップの活動の支援をした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 中高生のまちづくり・コミュニティ活動への参画を促す教科学習の可能性-中学校および高等学校家庭科教科書の記述分析から-2008

    • 著者名/発表者名
      妹尾理子
    • 雑誌名

      「住まい・まち学習」実践報告論文集 第9号

      ページ: 53-58

  • [学会発表] 青少年の地域活動拠点づくりの取組みとその計画プロセスに関する研究 青少年と大人の双方のニーズ調査と比較考察から2008

    • 著者名/発表者名
      斎藤潤一, 藤岡泰寛, 三輪律江, 大原一興, 妹尾理子
    • 学会等名
      日本建築学会大会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      20080800

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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