研究課題
平成20年度は、これまで検討を行ってきた遠隔地間のユーザーがインターネットを経由して参加できるまちづくり討論作業のモデル化を行い、プロトタイプを開発した地域情報アーカイブ構築システムAPEX/MAPの実装と評価に取り組んだ。このシステムでは、地域イノベーション事業を進める上で、基礎的な資料となる景観イメージ写真やデザイン討論/コメントを地図ナビゲーションで表示し、さらにグラフィカルなアイコンやサムネイルでカテゴリ分けすることで、広域(ネットワーク)環境で地域リソースを閲覧/共有できる地域データベースの構築が可能となった。これらのサービスは既開発の協同設計支援システムのデータベースと統合されている。地域イノベーションの実践としては、和歌山市、地元企業、大学(学生)による産官学協同の和歌山市内まちづくりイベント「和歌山城あかりめぐり」での地域イメージ分析やデザイン提案に一部システム機能を試行した他、また同様の産官学連携事業として、大阪府泉南市マーブルビーチ周辺地域のイメージ調査とまちづくりデザイン提案に取り組み、地域活性化支援の問題整理と解決の知見を得た。これらの成果をもとにデジタルメディアを活用したワークショップ支援技術(円滑なまちづくり活動をサポートする作業環境の構築)、CGによる修景シミュレーションと街歩き環境の評価手法(地域活動のにぎわい演出と地域シンボルイメージの形成)の確立に取り組んだ。なお、本研究で開発したシステムと成果は日本建築学会および欧州建築CAD学会(eCAADe)等で発表している。
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 2件)
日本建築学会日本建築学会大会学術講演梗概集(東北) (掲載決定)
日本建築学会第31回情報・システム・利用・技術シンポジウム論文集
ページ: 55-60
eCAADe, education and research in computer aided architectural design in Europe, Proceedings of eCAADe 26
ページ: 341-347