本研究では、障害のある学生がごく普通の学生となんら変わることなく、ごく普通に学び、研究し、学生生活を安全に快適にかつ十分楽しむことができるような環境整備に向けて、大学におけるキャンパスや建物のバリアフリー化や障害学生を支援する空間について整備の特徴や課題点を明らかにし、今後の環境整備に向けた知見を得ることを目的とした。 調査結果からは、障害学生支援に先進的に取り組んでいる大学の空間整備実態や、障害学生の支援環境に関する全国動向、およびキャンパス・大学施設のバリアフリー整備に関する全国動向を把握した。
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