研究課題
基盤研究(C)
稀少金属を含まない高磁気異方性を持つ強磁性材料として鉄窒化物α"-Fe_16N_2に着目し、磁気異方性評価のため、20nm単相微粒子を磁場中配向することにより高配向試料を作製した。トルク測定の詳細な解析により磁気異方性の大きさを評価し、K_U=6.1x10^<6>erg/cm^3を得た。さらに微粒子試料のサイズを拡大することによりバルク状試料を得る手法開発を試みた。130nm程度のγ'-Fe4N試料を得る手法として、窒化と還元を繰り返す多段窒化法を開発に成功した。
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