研究概要 |
低侵襲治療に欠かせないカテーテルガイドワイヤにはNiTi 合金とステンレス鋼の接合技術が不可欠である. しかしながら, NiTi/ステンレス鋼の溶融溶接においては接合界面には脆弱な化合物が生成して高強度継手を得ることができない. 本研究では接合プロセスとして摩擦圧接およびロウ付けを選択した. 種々のインサート材およびロウ材を適用することで接合界面の最適化を図り, 大幅に継手強度を改善することに成功した. また将来の医療用デバイス材料として期待されている金属ガラスについてもその接合性を検討した
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