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2007 年度 実績報告書

高圧によるナノメータサイズ結晶核発生現象の解明とその新規生成法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19560759
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

福井 啓介  兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50047635)

研究分担者 前田 光治  兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (00264838)
朝熊 裕介  兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 助教 (40364038)
キーワードHigh pressure / Crystallization / Electrolte solution / Dilute solubility / Nanometer size crystal / Thermodynamics / Nucleation / Crystal growth
研究概要

今年度の予定は、第1に高圧の結晶化操作のための高圧装置を開発することであったが、超高圧下(4000気圧)で結晶化現象が観察できる新規実験装置を完成させることができた。さらに、この装置は、さまざまな溶液試料に対応しやすい、フリーピストンタイプの高圧セルが利用できるため、効率的に溶解度の測定や結晶化の観察ができることになっている。
さらに、光学的手法によりセル内の微粒子を観察できるシステムが開発され、いくつかの標準粒子で粒度分布測定を行い、装置全体の健全性を検証した。
次に、溶液試料であるエタノール水溶液の高圧下に粘度を測定し、文献値と比較して、実験データの検証を行った。
そして、希薄KClのエタノール水溶液に対して、加圧・減圧を繰り返し、KClが結晶化することを確かめた。今後、電解質溶液の系を選定し、系統的に高圧下の溶解度、結晶化現象を観察していく。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] PVD of fatty acids on a cold quartz crystal sensor2007

    • 著者名/発表者名
      Y-Han Kim, H-Woog Kang, D.Izumi, K.Maeda, Y.Asakuma, K.Fukui
    • 雑誌名

      Chemical Engineering & Processing 46

      ページ: 532-536

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Melt crystallization-inclusion kinetics of mineral ions during ice formation2007

    • 著者名/発表者名
      K.Fukui, Y.Asakuma K.Maeda
    • 雑誌名

      Chemeca 2007

      ページ: 1925-1930

    • 査読あり
  • [備考]

    • URL

      http://www.eng.u-hyogo.ac.jp/mse/mse9/sanki4.html

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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