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2008 年度 研究成果報告書

熟練機関員の聴覚技能を組み込んだ多変量解析型音響診断ハンマーの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19560797
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 船舶海洋工学
研究機関神戸大学

研究代表者

木村 隆一  神戸大学, 大学院海事科学研究科, 教授 (20093544)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワード船舶機関・燃料 / 保全作業
研究概要

船舶機関の保全作業に点検ハンマーを用いた機器の診断を聴覚で行っている。本研究では, 連接棒ロッドボルトの締結力を変化させてそのときの打撃音を録音した。その打撃音を機関員に聴取させ、どの程度締結力を判断することができるのかをアンケート方式で調査した。熟練者と非熟練者の間には判断力に差が出たが、熟練者といえども正確に判断できないことがわかった。次に、打撃音をデータ化して, 統計解析により締結力を算定できるかを試みた結果、特定のボルトに対して精度の高い重回帰式を求めることができ打撃音から締結力を推定できることが判った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 舶用ディーゼル機関の保全における音響情報の活用2008

    • 著者名/発表者名
      三輪 誠、井川雅博、木村隆一
    • 雑誌名

      日本マリンエンジニアリング学会学術論文集 第43巻3号

      ページ: 111-p116

    • 査読あり
  • [学会発表] 舶用ディーゼル機関の保全における音響情報の活用2007

    • 著者名/発表者名
      井川雅博
    • 学会等名
      日本マリンエンジニアリング学会学術講演会
    • 発表場所
      東京海洋大学
    • 年月日
      20070515-16
  • [備考] 神戸大学、科学技術振興機構主催の研究シーズ発表会で講演 講演題目:船舶の機関保全における音響情報の利用、講演年月:2007.7

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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