環境調和型原位置動電土壌浄化システムの開発

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19560810
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 地球・資源システム工学
• 研究機関: 山口大学 (2008-2009); 京都大学 (2007)
• 研究代表者: 新苗 正和 山口大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50228128)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• キーワード: 地層汚染修復 / 汚染土壌浄化技術

研究概要

重金属汚染土壌の原位置動電土壌浄化システムが確立していない現時点において、土壌を強く酸性化するなど土壌特性およびその機能を損なうことなく、かつ生分解性の高いキレート剤あるいはバイオサーファクタントを導入することで使用した薬剤が土壌中に長期残留し環境に悪影響を及ぼさない環境に優しい原位置動電浄化システムの基本システムを開発した。

研究成果

• [雑誌論文] キレート剤による汚染土壌からのPbの抽出に与えるFe(III)およびCaの影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 新苗正和、西垣広大、秋田憲、大田昌昭
  • 雑誌名: 環境資源工学 57巻、1号(印刷中)
  • 査読あり
• [雑誌論文] EDTAおよびEDDSによる汚染土壌からの鉛の抽出 (2009)
  • 著者名/発表者名: 新苗正和、西垣広大
  • 雑誌名: 環境資源工学 56巻、2号 ページ: 64-67
  • 査読あり
• [雑誌論文] Materials Transactions (2008)
  • 著者名/発表者名: Masakazu Niinae、Koudai Nishigaki、Kenji Aoki
  • 雑誌名: Vol.49、No.10 ページ: 2377-2382
  • 査読あり
• [雑誌論文] 不飽和汚染土壌への動電学的手法の適用に関する研究-六価クロム汚染土壌への適用- (2008)
  • 著者名/発表者名: 新苗正和、青木悠二、青木謙治
  • 雑誌名: 環境資源工学 55巻、2号 ページ: 66-71
  • 査読あり
• [雑誌論文] Nonionic Surfactant solubilization of PAHs in Bentonite / Aqueous Systems (2007)
  • 著者名/発表者名: Masakazu Niinae、Hiroaki Kiyoto、Kenji Aoki
  • 雑誌名: 環境資源工学 54巻、1号 ページ: 3月8日
  • 査読あり
• [学会発表] 生分解性界面活性剤による細粒汚染土壌からの重金属の除去性検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 山口翔大
  • 学会等名: 平成22年度資源・素材学会春季大会
  • 発表場所: 東京大学生産技術研究所(東京)
  • 年月日: 2010-04-01
• [学会発表] 重金属汚染土壌の動電学的浄化処理への生分解性キレート剤EDDSの適用 (2010)
  • 著者名/発表者名: 古賀俊之
  • 学会等名: 平成22年度資源・素材学会春季大会
  • 発表場所: 東京大学生産技術研究所(東京)
  • 年月日: 2010-04-01
• [学会発表] Numerical Modeling for Electrokinetic Soil Processing- Acidification of Soil- (2009)
  • 著者名/発表者名: Masakazu Niinae
  • 学会等名: The 7th Japan/Korea International Symposium on Resources Recycling and Materials Science
  • 発表場所: 京都ガーデンパレス(京都)
  • 年月日: 2009-12-16
• [学会発表] Effect of Electrode Configuration on Cleanup Efficiency of Cadmium by Electrokinetic Soil Remediation (2009)
  • 著者名/発表者名: Masakazu Niinae
  • 学会等名: he 10th International Symposium on East Asian Resources Recycling Technology
  • 発表場所: ラマダプラザホテル、(済州島、韓国)
  • 年月日: 2009-11-04
• [学会発表] EDTAおよびEDDSによる汚染土壌からのPbの抽出に与えるFe(III)およびCaの影響 (2009)
  • 著者名/発表者名: 西垣広大
  • 学会等名: 平成21年度資源・素材学会春季大会
  • 発表場所: 千葉工業大学津田沼キャンパス(習志野市)
  • 年月日: 2009-03-26
• [学会発表] Numerical Modeling for Acidification of Soil by Electrokinetic Processing (2008)
  • 著者名/発表者名: Masakazu Niinae
  • 学会等名: XXIV International Mineral Processing Congress
  • 発表場所: 北京国際会議場(北京、中国)
  • 年月日: 2008-09-28
• [学会発表] EDTAおよびEDDSによる汚染土壌からの鉛の抽出 (2008)
  • 著者名/発表者名: 西垣広大
  • 学会等名: 平成20年度資源・素材学会春季大会
  • 発表場所: 東京大学生産技術研究所(東京)
  • 年月日: 2008-03-27
• [学会発表] Comparison of EDDS and EDTA for extraction of heavy metals from contaminated soils (2007)
  • 著者名/発表者名: Koudai Nisigaki
  • 学会等名: The 5th Japan/Korea International Symposium on Resources Recycling and Materials Science
  • 発表場所: 北九州国際会議場(北九州市)
  • 年月日: 2007-12-20
• [学会発表] 動電学的土壌処理による六価クロムの浄化解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 新苗正和
  • 学会等名: 環境資源工学会第119回例会
  • 発表場所: 産業技術総合研究所共用講堂(つくば市)
  • 年月日: 2007-11-08