研究課題
基盤研究(C)
坑井から数十m以内に存在するき裂や断層の3次元イメージングを可能にする指向性ボアホールレーダを開発した。ダイポールアレーアンテナを同軸ケーブルで給電し、到達時間差で波の到来方向を推定するレーダシステムである。導体円柱とアンテナ間の干渉の度合いを定量化することに成功し、これを用いてアンテナの設計手法を確立した。この設計法では坑井の影響であるボアホール効果が十分に考慮されている。フィールド実験では6m離れた位置に存在する波源の方向を推定でき、設計手法の有効性を実証した。
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IEEE Transaction on Geoscience and Remote Sensing vol. 47, no. 4
ページ: 1073-1088
http://www.osakac.ac.jp/labs/ebihara/Japanese/index.htm