[備考] 本研究課題に関連し, 日本遺伝学会第79回大会(2007)において, 下記のシンポジウムを企画・開催し, 世話人を務めるとともに, 話題を提供した。日本遺伝学会第79回大会. 2007年9月21日. 岡山. シンポジウム名 : プログラム細胞死 : 単細胞微生物での機構と意義 企画の意図 : 「死」は, これまで「生」でない状態として消極的に扱われてきた。しかし, 多細胞生物では「プログラム細胞死」経路が分子レベルで解明され, その様々な生命活動での重要性が認識されている。個体レベルでは, 「利他的な」死をプログラムする事によって存続する遺伝子という概念が提唱されたが, その実体は殆どの場合明らかになっていない。「個体」=「細胞」の単細胞モデル微生物では, 死のゲノム維持, ストレス応答, 感染防御, 分化等での役割, 遺伝機構と進化での積極的な意義と, 詳細な分子機構とを, 徹底的に解明・検証できる可能性がある。最先端の研究を紹介したい。世話人 : 小林一三, 沓掛和弘 話題提供者 : 小林一三, 鎌田勝彦, 山田守, 原弘志, 沓掛和弘.