研究課題
基盤研究(C)
卵胎生魚類グッピーでは,地味な雄と配偶した雌に比べ,派手で魅力的な雄と配偶した雌の子は,性比が雄偏りとなることが明らかになった。派手な雄の息子は雄親の性的魅力を引き継ぎ,高い繁殖成功が見込める。このような適応的な子の性比調節が雌親,あるいは雄親のいずれによって行われているかを検証するため,雄の相対的魅力を操作して雌と配偶させる実験を行った結果,雌親が子の性比調節をしていることが示された。
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Journal of Fish Biology Vol.96(in press)
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