研究課題
基盤研究(C)
外来種であるアカミミガメと在来種カメの競争的関係を調べるため,水槽実験による潜水能力の比較と野外での利用水域調査を行なった。結果から,競争的条件にある場合,小型の個体についてはアカミミガメのほうが,大型の個体については在来種カメのほうが競争に有利であること,利用水域については,水平的にも垂直的にも時期による違いがあることが示された。アカミミガメと在来種カメは,成体については共存の可能性があるが,幼体については在来種が排除される可能性がある。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
Aquatic Biology. 8巻
ページ: 247-257
爬虫両棲類学会報 2009巻
ページ: 60-61