研究課題
基盤研究(C)
生命活動の維持に必須なストレスへの応答においては、そのシグナルを受け取って遺伝子の発現につなげる分子機構が働いている。微生物における機構の解明を目指し、関連する蛋白質群の構造と機能の解析を行った。栄養飢餓のストレスシグナルを受容する蛋白質RsbPについて結晶構造を解明した。これにより、分子中央部にある空間に結合するとされる未知のシグナル分子探索の基礎を確立した。環境ストレスシグナルの調節に関わる金属ホスファターゼであるRsbXについても立体構造を解明した。これまでに類似の構造は明らかと成っておらず、触媒反応の機構解明につながる情報が得られた。
すべて 2009 2007
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
Acta Cryst. F65
ページ: F65