メチレン葉酸還元酵素(MTHFR)の制御に異常をきたすと、心疾患の独立した危険因子である血液中のホモシステイン量増加が観察される。最近、ヒトMTHFRはリン酸化によっても活性制御されることが明らかとなったが、この分子機構は不明である。本研究の結果、リン酸化されていないMTHFRは、アデノシルメチオニンが結合することによって独特の構造変化を惹起し、この構造変化によりリン酸化酵素によって認識され、リン酸化されると考えられた。また、ヒト培養細胞中からMTHFRと相互作用する(タンパク質)因子を検出する方法を開発した。
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