本研究では、立体構造が複合体で判明している生体高分子から得られる統計的相互作用情報とゲノム塩基配列から得られる進化的情報にもとづき、1)タンパク質とDNAおよびシグナル伝達タンパク質が他のタンパク質と相互作用する界面を推定する手法(界面予測)と、2)2つのタンパク質がどのような位置関係で接触するのかを推定する手法(配置予測)の構築を研究目的としている。当該年度は、タンパク質-タンパク質複合体のデータ集積と、申請者らが考案した相互作用統計量ダブレット傾向の計算を行った。タンパク質立体構造データベースPDBよ
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