研究概要 |
p97/p37経路は細胞周期問期におけるゴルジ体と小胞体の維持に必須であるが、本研究ではゴルジ体を対象としてSNARE分子の同定を試みた。CHAPSにより可溶化することで、ショ糖密度勾配塵心分離により、p97, p37, SMRE分子よりなると考えられる複合体を維持したまま高密度側に分離し、低密度画分のGS15やp37分子と分離することに成功した。また、CHAPSにより可溶化したゴルジ体よりp97/p37ビーズに特異的に結合する分子量約30, 28, 23, 18kDaの因子を見出した。
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