研究課題
基盤研究(C)
本研究では、核膜内膜蛋白質の一つMAN1の機能を「シグナルの制御因子」という観点から解析した。Man1欠損胚において心臓の形態異常が現れるメカニズムを調べる過程で、Man1欠損胚では、体軸の左右非対称性の決定に関わるNodal経路が異常に活性化するために、左右軸の形成が異常になることを見出した。本研究により、MAN1がNodal経路の制御を介して左右軸の決定に関わることが世界で初めて明らかになった。
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Dev.Dyn. 237
ページ: 3565-3576
Func. Dev. Embryol 1
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