研究課題
基盤研究(C)
イチジク属植物Ficus(クワ科)とイチジクコバチとの間、子孫を残すという共通利益のもとで、「1種対1種」という極めて厳密な相利共生関係が成立している。日本産イチジク属植物とそのコバチの系統関係を複数の分子マーカーを用いて網羅的解析を行い、両者(植物とコバチ)の種間関係と種内の遺伝的変異(或いは地域的変異)を明らかにした。植物とコバチの各種がそれぞれ単系統を形成し、宿主の転換がみられず、「1種対1種」関係は極めて厳密に維持されていることが判明した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
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昆虫DND研究会ニュースレター No.7
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http://www.brh.co.jp/