研究課題
基盤研究(C)
2006年にABCC11遺伝子上の一塩基多型(rs17822931)が耳垢の湿型、乾型のタイプを決定していると明らかにされたのを受けて、弥生時代人骨への応用を試みた。佐賀県鳥栖市の安永田遺跡出土の渡来系弥生人骨51例について、試行錯誤の中、微量の核DNAからでも高感度なタイ。ピング結果を得られるTaqMan-PCR法による遺伝子解析を行った結果、5例の耳垢遺伝子の型を決定することができた。その内訳はGA(表現型は湿型)が3例、AA(表現型は乾型)が2例であった。
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BMC Genet.
Hum Genet. 121(5)
ページ: 631-633