研究課題
基盤研究(C)
マハレ山塊のチンパンジーを対象に、狩猟における獲物選択性、獲物種との種間関係、肉分配の社会学的側面について行動観察調査を行った。アカコロブスに対する強い獲物選択性が再確認されるとともに、狩猟頻度の上昇が獲物の対捕食者行動に影響している可能性が示唆された。また、複数のアルファ雄の時期を包含する長期資料の分析により、アルファ雄が肉分配を政治戦略の一部として利用しているとする仮説を支持する結果が得られた。
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マハレ珍聞(マハレ野生動物保護協会ニューズレター) 15
ページ: 1-2
Tanzania. Primates 50
ページ: 184-189