研究課題
基盤研究(C)
西アフリカの半乾燥地で重要な穀類であるトウジンビエの集団中には雑草型遺伝子が保持されており, 播種した作物種子のある割合が雑草型個体に変化してしまう。この雑草型遺伝子は多面的に発現することから, 実際には複数の遺伝子が強く連鎖した超遺伝子であることが推定されていた。遺伝マーカーを用いた解析の結果, 当該遺伝子は動原体近傍にあり, このために遺伝子問の組み換えが抑制されて超遺伝子として振る舞っていることが推定された。
すべて 2008
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
国立民族学博物館調査報告 84
ページ: 35-50