研究課題
基盤研究(C)
本研究では、宿主特異的抵抗性や非宿主抵抗性などのいわゆる従来の植物の病原体抵抗性研究とは全く違う新規の抵抗性について、その抵抗性発現機構を植物病理学のみならず、細胞生理学と分子生物学を駆使して理解するものである。その新規の抵抗性は植物が本来持つ(1)ホメオスタシス(細胞を正常に維持しようとする)機能や(2)抗菌性二次代謝産物生産の能力であり、タバコの細胞周期制御に関与するCdc27B遺伝子の抵抗性への関与とイネにおけるサポニン生合成系遺伝子群を明らかにした。
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