研究課題
基盤研究(C)
有機硫黄化合物として、石油中のジベンゾチオフェン(DBT)、海藻中のフコイダンを対象とし、これらに作用する酵素の研究を行った。石油燃焼により酸性雨の原因物質が発生するため、燃焼前の"脱硫"工程は不可欠である。DBT分解酵素はバイオ脱硫への応用が可能であり、今回その酵素を遺伝子工学的に改良した。フコイダンは抗ガン作用等の生理活性を持つ高分子化合物であるが、低分子化により新たな活性を見いだせる可能性がある。今回新規フコイダン分解微生物を単離し、酵素活性を検出できた。
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Biosci. Biotechnol. Biochem. 73
ページ: 2128-2130
Biosci. Biotechnol. Biochem. 71
ページ: 2815-2821