流域スケールを対象とした航空機LiDAR計測手法の検証

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19580169
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 林学・森林工学
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 山本 一清 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 准教授 (40262430)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: 航空機LiDAR / 空間スケール / ヒノキ / 林分平均樹高 / LAI / 相対照度

研究概要

本研究では、従来の森林調査にかわる迅速かつ高精度の新たな森林計測システムの構築を目指し、筆者らが提案した新たな航空機LiDARデータ解析手法(Top surface解析手法)について、その流域スケールへの適用性について検証を行い、Top surface解析手法により広域スケールの森林の平均樹高・林内光環境等を自動的かつ高精度に計測することが可能であること、及び本手法を応用した流域スケールでの植生分類が可能であることを明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] Effect of settings of digital fisheye photography to estimate relative illuminance within forest under low light conditions (2010)
  • 著者名/発表者名: Kazukiyo Yamamoto, Kenji Kobayashi, Toshiro Nonoda, Akio Inoue, Nobuya Mizoue.
  • 雑誌名: Journal of Forest Research (印刷中)
  • 査読あり
• [学会発表] 波形記録式航空機LiDARによる林床状態の推定可能性の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 西本雄亮・山本一清・千田良道・山下悟・都竹正志
  • 学会等名: 第12正回日本森林学会大会
  • 発表場所: 筑波大学
  • 年月日: 2010-04-03
• [学会発表] 低照度下におけるデジタル全天空画像による林内相対照度推定 (2010)
  • 著者名/発表者名: 山本一清・小林健嗣・野々田稔郎・井上昭夫・溝上展也
  • 学会等名: 第121回日本森林学会大会
  • 発表場所: 筑波大学
  • 年月日: 2010-04-03
• [学会発表] 下層植生維持に必要な間伐率は? (2009)
  • 著者名/発表者名: 山本一清・野々田稔郎・竹中千里・恩田裕一、
  • 学会等名: 第120回日本森林学会大会
  • 発表場所: 京都大学
  • 年月日: 2009-03-27
• [学会発表] 波形記録式航空機LiDARによる林相間のレーザー透過特性比較 (2009)
  • 著者名/発表者名: 西本雄亮・山本一清・千田良道・山下悟・都竹正志
  • 学会等名: 第120回日本森林学会大会
  • 発表場所: 京都大学
  • 年月日: 2009-03-27
• [学会発表] 航空機LiDARによる樹種間のレーザー透過特性比較 (2008)
  • 著者名/発表者名: 西本雄亮・山本一清・千田良道・山下悟・都竹正志
  • 学会等名: 第57回日本森林学会中部支部会大会
  • 発表場所: 岐阜大学
  • 年月日: 2008-10-11
• [学会発表] 航空機LiDARによるヒノキ人工林の質的特性把握(III) (2008)
  • 著者名/発表者名: 山本一清・近藤直人・千田良道・山下悟・村手直明・都竹正志
  • 学会等名: 第119回日本森林学会大会
  • 発表場所: 東京農工大学
  • 年月日: 2008-03-28
• [学会発表] 間伐手遅れのスギ・ヒノキ人工林の光環境に間伐が与える効果の評価 (2007)
  • 著者名/発表者名: 小林健嗣・山本一清・竹中千里.野々田稔郎・島田博匡
  • 学会等名: 第56回日本森林学会中部支部大会
  • 発表場所: 信州大学
  • 年月日: 2007-10-13
• [学会発表] 航空機LiDARによる森林域の送電線抽出手法の開発 (2007)
  • 著者名/発表者名: 山本一清・國枝信吾・高市善幸・都竹正志・村手直明
  • 学会等名: 第118回日本森林学会大会
  • 発表場所: 九州大学
  • 年月日: 2007-04-02
• [備考]
  • URL: http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~shinkan/