研究課題
基盤研究(C)
外生菌根菌が分泌する難水溶性リン酸塩を溶解させ、リン酸を遊離するキレート作用を示す有機酸の一つであるシュウ酸の生合成機構を解明しようとした。木材腐朽菌オオウズラタケのシュウ酸生合成酵素、チトクロームc依存グリオキシル酸脱水素酵素(FpGLOXDH)をコードするcDNAをクローニングした。次いで、外生菌根菌Laccaria bicolor(オオキツネタケ)のゲノムからそのホモログ(jgi|Lacbil|296363|er2 Lbscfoolog 01720, Laccaria bicolor)を見出した。しかし、オオキツネタケから本酵素活性を得ることができなかった。生合成機構について今後さらに研究が必要とされる。
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Cellulose Chemistry and Technology 51
ページ: 545-553