研究課題
基盤研究(C)
青森県小川原湖におけるワカサギの生活史分岐(遡河回遊型と滞留型)の実態を解明するため、他の地域個体群との比較の上で、DNA分析を行った結果、1)各地域個体群は固有の遺伝子型を持ち、高い遺伝的分化を示した。この結果は、移殖に頼ることなく各個体群を保全・管理する必要があることを示している。2)耳石の微量元素で分けた小川原湖の2型の間には、遺伝的な違いはなかった。したがって、これらは同じジーンプール内で生じていると考えられた。
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Bulletin of the Japanese Society of Fisheries Oceanography 71
ページ: 175-182