研究課題
基盤研究(C)
無脊椎動物の体の構造を考慮に入れて開発された既存の成長モデル(成長曲線)について、さらに固有の生活史をモデルに反映させる場合の、新しい展開の可能性を考察した。体構造の幾何学的な扱いやすさから二枚貝を研究材料とした。水産業では、特に生息場の水温をはじめ環境要因やストレスと成長速度の結びつきについての関心が高く、この視点に立ったモデル拡張も試みた。候補となった多くのモデルの微分方程式は解析的に扱えず、カーブフィット以外の、数値解法にもとづく用途についても検討が必要である。
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