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2007 年度 実績報告書

中東欧諸国の農業・農村発展と政策・制度に関する比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19580268
研究機関早稲田大学

研究代表者

弦間 正彦  早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (90231729)

キーワード中東欧 / 農業発展 / 農村 / 生産効率性 / 比較研究
研究概要

第1年度(平成19年度)は、文献のサーベイ、郵便による予備資料の収集、電子メールを通じた海外共同研究者からの情報・データ提供を受け、データベースをつくる作業から始めた。研究代表者は、その後補完的に中東欧から収集するデータをリストにして、質問状を作成した。また、現地の統計書からも必要部分に関してデータベース化をはかった。
その上で、九月には研究代表者が現地に渡り、現地の共同研究者と共に、補完的に収集するデータの詳細について打ち合わせを行い、ポーランドとハンガリーとにおいてそれぞれパイロット調査を実施した。この際には、すでに存在する先進的なデータベースの利用可能性を探るためにイギリスにおいて情報収集を行った。
その後、海外共同研究者であるコバルスキー教授と研究代表者の弦間は、ポーランド農業農村省農業・農村経済社会研究所所長のコバルスキー教授のネットワークを使い、FADNに準拠したデータの入手をした。
そして、研究代表者は、既存のデータを整理したデータベースができた段階で、Fare,Grosskopf,Norris and Zhang(American Economic Review,1994)が使ったアプローチを参考に、収集したデータを分析する枠組みを構築し、リニアプログラミングの手法を用い、農家ごとの生産効率性の差を、生産性、規模の経済、技術効率性、資源配分効率性に分解して説明する実証分析を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] The Stabilization Value of Groundwater and Conjunctive Water Management under Uncertainty2007

    • 著者名/発表者名
      Gemma, M., Y.Tsur
    • 雑誌名

      Review of Agricultural Economics Vol.29Number3

      ページ: 540-548

    • 査読あり
  • [雑誌論文] EUへの市場統合と農業発展-ポーランドとリトアニアの事例研究-2007

    • 著者名/発表者名
      弦間 正彦
    • 雑誌名

      早稲田大学社会科学総合研究 8巻1号

      ページ: 1-20

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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