研究課題
基盤研究(C)
地盤中の地下水流動は連続した亀裂帯などによる選択的流動が卓越し、物質移動や斜面災害の誘因となる。地すべりや地震は地盤の緩みを誘起し、亀裂の発生と浸透量の増加を招いて災害を大きくする可能性が高い。既存のオールストレーナ型調査ボーリングを利用して深度別の水頭測定と採水を行うためのゾンデを開発して、七五三掛地すべり頭部における融雪期の地下水水頭の観測を実施した。館下地すべりにおける長期観測により、大地震後に水頭が増加する現象を把握することができた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)
農村工学研究所技報 209号
ページ: 1-6
地盤工学会誌 56(6)
ページ: 43-44