研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、消化管運動機能障害を伴う炎症性消化管疾患の新たな治療法ならびに管理法開発の基盤研究として、炎症性腸疾患における消化管平滑筋プロテアーゼ活性化受容体(PAR-2の脱感作機構を分子レベルで解明することにある。本研究において、申請者は、腸炎発症に伴い増加する炎症性サイトカインIL-1βとTNF-αが協調してPAR-2 mRNA発現を減少させること。また、この減少にはNF-κB の活性化が関与し、責任分子として少なくとも一酸化窒素(NO)とプロスタグランジンE2(PGE2)が関与することを明らかとした。
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Neurogastroenterol Motil 19
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