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2008 年度 研究成果報告書

半乾燥地における水資源管理の変容が農業水利及び地下水涵養に与える影響評価

研究課題

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研究課題/領域番号 19580379
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 環境農学
研究機関京都大学

研究代表者

佐藤 孝宏  京都大学, 東南アジア研究所, 研究員 (80444488)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワード環境変動 / 資源管理 / GIS / モデル化
研究概要

インド・タミルナードゥ州を対象に、農業生産と水資源利用の長期傾向分析を行うとともに、聞き取り調査を元に利害関係者と水資源の関係を内含したモデルを作成した。80年代以降の市場発達に伴い、農民は収益性の高い作目を選択していたが、その結果、水需給が逼迫し、流域内部での格差が拡大していることが示された。上流における井戸灌漑の拡大はため池灌漑システムを流れる水量を激減させたため、各種機関によるため池灌漑支援が受益地農民の生活向上に与える効果は限定的であると考えられた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] What changed agriculture, how water use adjusted : Acase study in Tamil Nadu, India2008

    • 著者名/発表者名
      T. Sato, M. Jegadeesan, Y. Kono
    • 学会等名
      日本地球惑星科学連合2008年大会
    • 発表場所
      幕張メッセ国際会議場
    • 年月日
      2008-05-30
  • [学会発表] インド・グンダール川上流域における農業水利と作付変容2008

    • 著者名/発表者名
      佐藤孝宏、ムニアンディ・ジェガデーサン、河野泰之
    • 学会等名
      日本熱帯農業学会
    • 発表場所
      玉川大学農学部
    • 年月日
      2008-03-30
  • [備考] 佐藤孝宏、「農業水利変容とその影響 : インド・タミルナドゥ州の事例」、京都大学東南アジア研究所シンポジウム「災害に立ち向かう地域/研究 生存基盤持続への寄与をめざして」(日時 : 2008年7月12日於 : 京都大学東南アジア研究所)

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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