研究課題
基盤研究(C)
細胞増殖やがん細胞の浸潤に深く関わっている脂質分子として、リゾホスファチジン酸(LPA)と環状ホスファチジン酸(cPA)が知られている。本研究では、これら分子を生体内で合成する酵素(オートタキシン)とその活性調節機構について解析し、熱に安定なオートタキシン活性阻害因子と、熱に不安定な阻害因子が血清中に存在することを新たに見出した。さらに、中皮細胞由来のオートタキシンによって合成されたIPAがマトリックスメタロプロテアーゼを誘導し、細胞外マトリックス分解に重要な役割を果たしていることを明らかにした。
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