研究課題
基盤研究(C)
高齢化社会を迎え、認知症に対する対策が迫られている。本研究では、認知症の記憶障害を改善する新薬を創出するために、フラボノイドの薬効研究を行い、フラボノイドの一種フィセチンがcAMPを介さずERKを活性化し海馬のシナプス可塑性の促進ならびに記憶向上作用を示すことを見出した。またフラボノイドの構造活性研究から、フィセチンよりも高い効力で海馬シナプス可塑性を促進する新規化合物を見出すことに成功した。
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Neuroscience Letters 444
ページ: 1419-1424