研究課題
基盤研究(C)
アトピー性皮膚炎(AD)は乳幼児期に発症し,その多くは成人に至るまでに寛解する.しかし,最近では治療に抵抗する症例が増加している.AD治療はステロイドの外用薬による治療が主であるが,炎症が全身におよぶ難治症例への適用は困難である.本研究では,自然発症皮膚炎モデルマウスを用いて,ステロイド抵抗性ADに対するFTY720の有用性を調べた.その結果, FTY720の経口投与は,ステロイドの外用薬との併用で,難治性ADに対して極めて有用であることが明らかとなった.
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